【横山験也のちょっと一休み】№.2366

家に帰ったら、新納先生から算数に関する熱いメッセージが届いていました。
後日、御紹介したいと思います。

■ルワンダ渡航中は論語系■
ルワンダプロジェクトの光長氏から、渡航で乗る飛行機の映画(日本語版)がどうにもイマイチのものばかり。ゆえに、本を。
そういう連絡が届きました。

なるほどと思い、持っていく本をどうするか、ちょっと考えました。
その候補に伝習録を入れていました。
伝習録と言っても、よくわからないかもしれませんが、王陽明の弟子が記録した陽明の言葉集です。
陽明学の本です。基本的に論語系です。

この伝習録、新釈漢文大系では通釈と言う読みやすい文章が載っています。
これを読んでいると、すぐに納得できますし、読みも早いです。
しかし、新釈漢文大系の本は分厚く重いので、旅の友にはちょっと厳しいです。

そこで、岩波文庫の伝習録を買ったのですが、なんと、これが読み下し文。
読み下し文ですらすら読めるようにはなりたいですが、かなり大変です。
通釈を読んで、グッと来たところを読み下し文で読んでみて、なるほどといい気分になるのが、私に似合った読み方となっています。
ですので、今回は伝習録は見送りました。

それでも、諸橋轍次先生の『論語の講義』は持っていくので、こちらが楽しみです。

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