【横山験也のちょっと一休み】№.3214

2009年の12月15日は、さくら社の本が初めて発売になった日です。
教師の作法 指導』野口芳宏著
できる教師のどこでも読書術』山中伸之著

この2冊が刊行された時は、「天にも昇る」の思いでした。
なにしろ、尊敬する野口先生の本です。
また、2001年からスタートした野口塾で、いつも一緒に活動をしていた大親友の山中先生の本です。
そのお二人の本を、自分の出版社から世に送り出したのです。

私自身、教育界でちょっとした存在になれたのも本や雑誌を介してのことだったので、いつか、人生で大事な「恩返し」を、本という形で進められたらと思っていました。そう思い続けている内に、その機会に恵まれ、自分も出版社を起こすことができました。お世話になった大先輩、これから育つ若い先生にたくさんの場を設けていくんだと思ったものでした。

あれから10年以上が経ち、この28日には、『続 GIGAスクールはじめて日記』と『まんがで知る デジタルの学び』が出ます。私より若い先生方が新しい時代を示してくれています。私もさらに学ぼうと思う次第です。

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