ABEイニシアチブのポータルニュース蘭。
10月6日号の新着情報にさくら社のサイトが紹介されました。

リンクをたぐっていくと、ガブリエルさんが初めてソロバンに触れた写真が出てきます。
写真に写っているソロバンは、1珠が5つある「五珠ソロバン」と言われているタイプのものです。

ソロバンの珠が4つになったのは、戦争が始まった頃です。
物資不足となり、5つも珠が無くても、4つで事足りると判断されたのです。

ソロバンのあの小さな珠を1段分減らしても、大したことはありません。
それでも、削らなければならなかったのは、木が燃料として非常に重要な役割を果たしていたからです。
たとえソロバンといえども、無駄を減らす対象となったのです。

ですので、当時の教室では、すでに持っている5つ珠と、新しく購入した4つ珠のソロバンが教室で混合していました。
教えるのは、新しい4つ珠タイプでの指導となります。
全部が4つ珠になっていないので、どうしても、指導はしづらくなります。

でも、そこは日本の先生方。
創意工夫が自然発生的に起こり、広まります。
5つ目の珠のところが動かないように紐で縛って指導したのです。

そして、戦後。
物資も豊富になったのですが、ソロバンは4つ珠のままです。

このソロバン、3年生と4年生で習います。
しかしながら、教えている先生方の中には違和感を感じている先生が多いと思います。
3+4をなんで3年生になってやる必要があるのか、と。
すでに暗算でバリバリ答えられるようになっている子供達に、何を今更3+4なんだと感じます。

もし、5珠ソロバンが復活していたら、小学校でのソロバンの使い道は変わっていたでしょうね。
1年生からバリバリ使われたでしょう。
私が現役なら、教師用の大型5珠ソロバンを常時教室に置くでしょう。
これがあれば、数の表し方をいろいろと工夫できるからです。
計算の仕組みも簡単に解説できます。
しかも、子供達は頭に映像として珠が焼き付きます。
極めて論理的に数を扱えるようになります。

計算をする道具と言うよりは、数や計算の仕組みを理解する道具として活用されるでしょう。
でも、5珠ソロバンが復活することはまず無いでしょう。
こういう時はソフトです。
いつかアイデアてんこ盛りの1年生用5珠ソロバンのソフトを作ってみたいです。
--
関連記事: