小学館で開催された「小学野口塾」に参加してきました。

道中,最寄り駅で,千葉大の明石要一先生と偶然お会いしました。数分間ですが,楽しくお話しすることができ,何とも,さい先の良い出発となりました。

小学館の前にファミレスがあります。
お昼はそこで食べました。野口先生・山本先生もいらっしゃり,ここでも楽しい一時を過ごせました。

そうして,いよいよ小学野口塾。
模擬授業の連続で,なかなか面白かったです。
大谷先生の理科は,最後に肺と横隔膜の手作り模型を見せてくれ,これが面白かったです。お土産として,さらにシンプルな模型セットを頂きました。こういうのは良いです!

早川先生の短歌も勉強になりました。「栗のイガが多いから」という理由と「あなたの家は遠くないんだから」という理由と,どっちが心に響くかと言うところが,論点となる内容で,「栗のイガ」と口にした奥ゆかしさに一票入れました。
でも,そういう所より,栗のイガが刺さるかもしれないという,当時の様子に感動していました。履き物が「わらじ」ですから,当然となりますが,この歌を詠んで,初めて,わらじが栗のイガに弱いと分かった次第です。そこから,わらじでの夜道は,かなり痛い思いをするということも,派生してきました。良い勉強になりました。

塚田先生の側転指導。着地に着目は,さすがでした。しかも,「回転軸」というくくりになっていて,算数・数学の世界へつながるので,私にはグッドでした。

関田先生のお話は,その素材の持つ力強さがすべてを包んでくれる良いお話しでした。グッと来る大感動なので,最後の束ねに今ひとつのパンチが欲しかったです。

山中先生の世界の中の日本人も圧巻でした。資料の出し方も素晴らしいですし,語りも聞かせます。もちろん導入も良く,申し分のない模擬授業で多いに勉強になりました。

会場を貸してくださった小学館の皆様に感謝感謝の一日でした。
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懇親会も賑やかでした。
楽しく歓談している間に,いろいろとお誘いを受けました。
岩瀬先生から,来年の教材開発の全国大会にお誘いを受けました。有り難いことで,お引き受けいたしました。
小学野口塾の事務局は,中嶋先生です。中嶋先生から,「来年もお話しを」と誘われ,有り難くお受けしました。
秋に開催される野口塾in足利学校のお昼休みに少しお話しをさせていただけることになりました。
関田先生からは,冬の関西の野口塾に誘われました。「公私の分数」で共感しあえたので,多いに気持ちを大きくしてお引き受けいたしました。
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そうして,来週は青森の津軽へ行ってきます。こちらも楽しみです!