【横山験也のちょっと一休み】№.2355
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■予防接種、２回目へ■
ルワンダ渡航へ向けて、東京にある国際医療研究センターへ。
先月に続いての２回目ですので、受付などもスムースです。
予定より早く到着したのですが、予防接種は空いていたようで、すぐに問診をしてくれました。
特に問題はないということと、先月の血液検査の結果も教えてくれました。
おたふく風邪など４種の病に、子どものころかかった体験があるようで、大丈夫とのことでした。
それから、予防接種。
ブスッと刺さずに、皮をつまんで刺していました。
人によってやり方があるようでした。
道中、読んだのは『鴎外論集』。
賢くなりそうな気がしたので購入したのですが、読んでみると賢くなった気がします。
たとえば、仮名遣意見には、次のように記されていました。
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たとえば「あらたし」と云う語がある。これが「あたらし」となる。こう云うのはこれは口語の変遷に基いて新しい語を認めたのであります。
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家に帰り、「あらたし」を調べてみると、広辞苑に「あらたである。あたらしい。」と載っていました。
言葉が途中で変わった一つの事例が、とても身近な言葉で、ただただなるほど！でした。
こういう言葉の収穫も大きいですが、全体として「バカのままではいかん」という気持ちが高まってきます。
それほど厚くもない文庫なので、読み終わるかと思っていたのですが、知らない熟語が結構多めに出てくるので、読みはいい感じで遅くなっています。
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