3年生の分数のソフトを1つ御紹介しましょう。
『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年2巻)に入っているソフトです。
このソフトには,「大きな数」「小数」「分数」が入っていて,「分数」だけでも,27本ものソフトが入っています。
すごい数だと思います。

右のソフトは,その中の1つで,分数を小さい順に並べるソフトです。
教科書やドリルにも,「下の分数を小さい順に・・・」というような問題が出てきますよね。その学習が,楽しく何度もできるのがこのソフトです。

分数のアイコンをドラッグして,アイウエにドロップします。
正しい位置に入れば,ピタッと収まりますが,ハズレの場所でドロップすると,元に戻されてしまいます。
すでに,分子を見比べれば良いことは学習済みですので,分子を見て順にドラッグしていけば,簡単にできます。
[2]のボタンをクリックすると,今度は大きい順に並べるタイプになります。
分子の大きい順にドラッグすればいい,と反応できる子は,さすが!となります。

分子の大きさで比べればいいことを,うっかり忘れてしまっている子でも,ドラッグドロップを繰り返し正解の分数が並ぶと,小さい順というのは,分子を見れば分かると気がつきます。

そうやって,数だけみて学ぶのは・・・と思う先生もいますので,[アンコウ]ボタンをクリックすると線分図が出るように作り込んであります。
数だけで分かることも大切ですが,量をしっかり見せて,数の持っている意味をつかませることは,もっと大事なこととなります。量を簡単にしたのが数だからです。数は,いわば,量の記号なのです。

理屈はともかくとして,子ども達が楽しんで順番に並べる学習をしてくれたら,それだけで嬉しいと思います。