3年生で登場する,二次元表のソフトです。
この二次元表をちょっと分かりやすくしたいなと思って,現役の頃は,模造紙に表を書いて,黒板で演出して見せていました。
どうやるかというと,画像の上の3つの表を用意しておいて,それを黒板に貼り付けて,1組の下に2組を入れて,2組の下に3組を入れて,そうして二次元表になる様子を見せたのです。
模造紙の教材でも,子ども達はとてもよく分かってくれました。そういう時は,妙に嬉しいですよね。
それをソフトにしたのが,この画像のソフトです。
雨粒君を左にドラッグすると,表が重なります。3組まで重ねると,パッと合計の表が登場します。
合計が幾つになるかも,そこで学習できるようになっています。
「クリック」と書いてある[本]ボタンをクリックすると,数字が全部変わります。
もう一問練習したいと思ったら,クリックするだけですぐに取り組めるので,とても便利です。
なんだか,見ているだけで,楽しい気分になってきます。
このソフトは,『子どもが夢中で手を挙げる算数の授業』(3年1巻)に入っています。3年生の先生,ぜひ,使ってみてください。
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北海道の渥美先生とお会いしました。
算数ソフトがお役に立っていて,感激しながらお話しを聞いていました。
テストの点数が上がったことも嬉しいお話しだったのですが,今回も,あの子がこうなった,この子がこんな風になったという,気になる子がグイッと成長の一歩を踏み出したようなそんなお話しをたくさん伺いました。
勉強もできて欲しいですが,気になる子が良い方にエネルギーを出し始める姿は,勉強以上に感動的です。
あしたは,チーム算数があるので,城ヶ崎先生や佐々木先生からも,ソフトにまつわる「ちょっといい話」を聴くことができたらと思っています。
明日も,楽しみな一日なります。