「計算のきまり」といえば,次の3つです。

1,分配法則
(a+b)×c=a×c+b×c
※aとbを分けて配ります。
2,交換法則
 a+b=b+a
※場所を交換しています。
3,結合法則
 (a+b)+c=a+(b+c)
※結びつきを変更できます。

このなかの「分配法則」が,子ども達にはちょっとわかりにくいところです。
それを先日1本ソフトとして作りました。
そのソフトを使って,早々に授業をされた佐藤先生から「多いに盛り上がった!」と喜びのメールをいただきました。
授業用として,充分に役立つことが分かり,とても嬉しい気分です。

しかしながら,もっとよく理解しやすくするには,もう少し演出が必要と,友達の藤本浩行先生(『新任教師 始めの一歩』の著者の先生です)からアドバイスを頂きました。(コラボソフトの始まりです!)

しばし,考え,左右を見比べるタイプも作ってみました。

右の図を見ても,見えてこない特色を記しましょう。

吹き出しの先生がボタンになっています。
先生ボタンをクリックすると,「=56」がジワーッと消えていきます。
次に,「(5+3)×7」と「5×7+3×7」がジワジワと近づきます。
そうして,最後に,図の間にある「=」が下にスーッと降りてきます。

こうして,分配法則の形ができます。
そこに出てきた「きまり」ボタンをクリックすると,●や■や▲を用いた分配法則の式が出てきます。

有り難いのは,「クリック」や「桜スライダー」で数値を変更できることです。
「理解」そのものをしっかり頭に染み込ませることができます。

「桃太郎」ボタンをクリックすると,トックンができます。
理解したことを,繰り返し,今度は体に染み込ませます。

※1つ前のソフトも,このソフトも,今すでにアップされています。
このソフト,もうほんの少し作り直したいと思っています。明日か明後日には,差し替えます。