85026年生の線対称のソフトが新たに1本,ほぼ出来上がってきました。

ボタンがかなり充実しつつあります。
今,見えているのだけで5つも付いています。
これをクリックすると,図形の方にそれなりに嬉しいものがピコッと出てきます。

右の画面は,「5」と書いてあるボタンをクリックしたところです。
辺に寸法が出てきます。
これを見れば,「対応する辺」は確かに長さが等しいと分かります。方眼からも分かりますし,こうして数が出てくるので,とっても分かりやすくなっています。

いろいろなボタンが装着されていますが,なんと言っても一番嬉しいのは,図形が動くことです。
各頂点に円があります。これをドラッグすると,図形の形が変わります。
その変化の様子を見ていると,「線対称って,そういうことか」と自分なりに分かってきます。

線対称の学習は,「紙を半分に折る」という具体的なところから,体験を積みます。
「具体」はとてもいいのですが,そこから「きまり」へと発展させるには,途中で「しくみ」を通過する必要があります。
その「しくみ」を把握するのに有効なのが,このような「動かせる」ということです。
「動き」を見る体験が,「しくみ」を理解する力を培ってくれるのです。
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ちょっと,理屈っぽくなりましたが,とっても嬉しいのは,図形の形を変えながら,寸法の数値も変わることです。
「辺」と「数」が同時に変化するので,「しくみ」の把握がいっそうよくなります。
どんな図形になっても,線対称の場合は,対応する辺の長さが等しいことが,スキッと分かります。

こういう「しくみ」につながる経験をたっぷり積むと,一方の辺の長さから,他方の辺の長さを求めることなどが,それほど難しいことではなくなってきます。
しくみにつながる体験を積むことは,算数でもとても重要なことなのです。

このソフトは,今月中か来月中には,クラウドにアップしていきます。
6年生の先生,ぜひ,使ってください。
そうして,あっという間に線対称の仕組みを子ども達にゲットさせてください。