【横山験也のちょっと一休み】№.3039

明石要一先生の『教えられること 教えられないこと』の読書会がありました。
20名の参加で、感想や質問を受けながら、明石先生が即座にお話をしてくれました。

私は皆さんの感想を聞くだけでも、「なるほどねぇ」と感心してしまうので、つい顔が緩みっぱなしとなっていました。

後半に懇親会がありました。
SG会らしい、格調高く、それでいて、どこへ向かうかよくわからなくなる、そんな楽しい雰囲気でした。
その懇親会で、私も少し話す場面があったので、「私には私の生き方を向上させてくれた有難い本である」ということを含めた形で話しました。

読書には2種類の読みか方あると思っています。
1つは知識や知恵をストレートに学ぶ読み方です。
もう1つは、自分の生き方を上昇させるように読む読み方です。

ハウツー本は1つ目の読み、思想書は2つ目の読み、となっているわけではありません。
自分が1を求めれば1の様に読め、2を求めれば2の様に読むことができます。
もちろん、両方求めれば、両方を得ることができますが、2で読むとそのモードを保ち続けたくなるので、私は別々に読むことが多いです。

明石先生の『教えられること 教えられないこと』を読んで、読み終わって表紙を見て、私は2を強く感じました。
それで読み返して、生き方が上昇しそうな宝の山と思えるところにぐりぐりと線を引いていったら、これが大当たり。
今、とても充実しています。

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