崩壊している学級があり,10月からその学級の担任になったのが佐藤先生です。

崩壊しているのですから,教師をバカにするのは当たり前。担任してすぐに言われたのが,「先生デブ」「先生キモイ」です。
もちろん,いじめもあり,教室脱走も,集団リンチも・・・。
先生の心が折れそうになるほどの状態です。

そのクラスが10日で復旧しました,と言ったら,にわかには信じがたいですよね。

しかも,1ヶ月ほどして算数のテストをしたら,平均点が97点,裏は全員満点になるクラスになっていた!と言ったら,「ウソでしょう」と思いますよね。
でも,これは本当に起こったことなのです。

クラスの中には,算数の時間になると逃げ出す子もいたそうです。
その子も今ではバリバリに算数をやるようになっています。
先生が,ちょっと余談をしていると「先生,静かにしてください。勉強に集中できません」と,嬉しい姿を見せるまでに成長しています。

4年生ですから,かけ算・わり算を学んでいます。
でも,このクラスの子ども達は,かけ算もわり算も「分からない!」という状態でした。それが,1ヶ月も経たない内に,応用して使えるほどに成長しています。

昔から,算数には9才の壁とか,10才の壁とか,妙な「壁伝説」があります。
抽象的な思考について行けないとか,分数が分からないとか,わり算で再起不能とか。
3年生4年生の算数には,こういう昔ながらの「壁」があります。
その上に,「崩壊」が乗っかっていた学級です。
そんな学級でも,算数ソフトを使って楽しく勉強したら,ご覧の通りのクラスに大成長しました。
普通のクラスなら,どれほどの効果が上がるでしょうか。
楽しみが膨らむ教室になりますよね。

佐藤先生は,24日(土)の「奇跡の算数セミナー」で,この1ヶ月の事実を語ってくれます。
ぜひ,話を聞きに来てください。