神山先生は,中学の数学の先生です。神山先生からのはがきに,「数学好き」が増やせるよう頑張る,という趣旨のことが書かれていました。
  今度会ったときには,神山先生の取り組みを聞いてみたいと思います。わたしも,算数好きの子が増えてほしいと願ってプログラムを組んでいます。お話を伺えば,得るところが多いと思います。

  算数好きを増やすために,「次元解析」という手法を取り入れているのは,福嶋先生です。「式の右と左の単位の次元が等しくなる」という性質を利用して,どのように式を立てたらよいかと迫っていく方法です。この方法は,算数の特色である抽象的思考を必要とする思考法なので,意図的に教えていくことで,優れた算数力が高まると,私も思っています。

  工藤先生は,算数ソフトを使った授業の研究を進めて始めています。
  渥美先生も,授業を校内で算数ソフトを使った授業を提案するために,研究を始めています。
  中嶋先生は,算数を核に据え置いて研究を進めています。
  
  算数・数学好きの子が増えてほしいと願う先生方,算数ソフトを使った新しい工夫を試みる先生方から,活力ある内容のメールを今年に入ってからも,複数いただいています。
  そろそろ力を合わせて,あれこれ模索していく時期に入ったのかなと感じています。現状ではやっぱりメーリングリストということになるのでしょうか。ちょっと考えて,しばらく後に,交流できる場を作りたいと思います。