b8294立志舎の勉強会が小石川大神宮で開催されました。
そのオープニングは,開校奉告祭。
神社の本殿で厳かに行われました。
つくづく思うは,現代作法の根っこの部分がここに存在しているということです。
その厳かな気持ちのまま,勉強会の会場へ移動。
神主さんのお話の後に,「お行儀」の話をさせていただきました。

この勉強会は,保護者の見守る中,子ども達が勉強をします。
ですので,私の話は,「行儀の良い人,悪い人。どちらになりたいか」という選択から始めました。
なりたい方を紙に書かせ,それを保護者の方に見てもらいます。
子ども達は,ちょっと恥ずかしそうに,またちょっと嬉しそうに「良い人」と書き,それを読んだ保護者の方は,その選択を目頭が熱くなる思いで受け止めてくれました。
親が喜ぶことをすること。それを「親孝行」と言うことを伝えました。

その後は,「姿勢の実技と一言講話」「返事の実技と一言講話」「くつの脱ぎ方実技と一言講話」・・と進めました。
一つ一つは,高が知れた作法です。
ですが,そこに横たう意義を伝えると,伝統的な作法の大切さがよくわかります。
立志舎の勉強会。とても充実した会でした。

閉校後は,関係者で会食。
その中に,神主さんもいらっしゃり,いろいろとお話を伺うことが出来ました。
私にとっても,とても充実した会になりました。
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