PHPから出している『小学生の行儀作法』が5刷りになるそうです。
生協だけの販売なのですが,なかなかよく検討しています。
「作法」の基本は,やっぱりなんと言っても「姿勢」です。
特に,いすに座ったときの姿勢です。
いすに座って,姿勢を良くすると,背もたれから背中が離れます。
「自分の上体を自分で支えている」状態になります。
この姿,実に凜として格好良いです。
逆に,背もたれにもたれた姿。
自分を自分で支えられない姿です。
それがずっと続くのは,すっごく格好わるいです。
姿勢は,時代劇を見ていると面白いです。
主役は,キチッとした良い姿勢をしています。
主役の仲間は,正義の心を持っていますが,体が今一歩です。
悪役は,体が斜めになりやすいです。
時代劇は役作りをし,演じられている姿です。
「作られている姿」なので,そこには強調が入り込みます。
「主役=格好良い=姿勢正しい」と強く結びついてきます。
良い姿勢はやっぱり格好良いのです。
この夏は,幼稚園の先生,小学校の先生に作法の話をしてきました。
今週末の広島県福山市で開催される「第22学 教師力向上セミナー」でも,作法の話をします。
そうして,立志舎さんプロジェクトで,8月末に「神社」で作法の話をしてきます。
「神社」というのは,人々の集うところです。
神様もいる集いの場です。
良いことを指向するのが,当たり前の場なのです。
神社で作法の勉強ができる子は,良いですね。