【横山験也のちょっと一休み】№.3579

昨日、載せた 絵グラフとよく似ていますが、こちらは、りんごがすべて空欄になっています。

「りんごは5」などと指定を受けて、その数分、下から色を塗っていきます。
コンピュータ用の教材では色を塗るというのはイマイチですので、クリックしたら色がつくように作ってあります。

小学校で習うこのような表は、一番下が1で、その上が2。この表でしたら、一番上が10となります。
下にスタートがあり、そこから上がプラス方向となっています。

ところが、これをプログラムするコンピュータでは、スタート地点は上からとなっています。
エクセルを思い浮かべるとわかるでしょう。エクセルでは一番上が1行目で、下に行くほど行の数が大きくなっています。

小学校の表の原点は左下。
コンピュータでは左上。

左右は同じなのですが、天地のカウントが逆方向になっています。
ですので、こういう表をプログラムするとき、コンピュータでは一番下のマスが10番目となります。そこを1にするのですから、何らかの計算が必要となります。
10==>1
9==>2
8==>3
・・・・・
A==>B

このように書いていくと、どういう計算をしたら良いかがわかってきます。小学生でも、左右を合計すると「11」になると分かる子も出てきます。そこから、文字を使って「11-A=B」と表現すると、すっきりします。
こういった必要な関数を見つけ出していくのも、プログラミングの面白さの一つです。