【横山験也のちょっと一休み】№.3582

25日に2300年前の「九九表」が中国で発見されたとのニュースが流れました。
こちら
九九表の写真も記事に載っており、見ているだけで「素晴らしい」と感じます。

用いられている漢字にも感動しました。
二十を「廿」と書くこと。
三十を「丗」と書くこと。
四十も同様に縦線4本で表すこと。
そういうことは知ってはいました。
また、廿や丗は見たこともあります。

しかし、四十を同様に縦に4本線で書いたものはなかなか目にすることがありません。
今回は写真で、2300年前に書かれた実際の手書きの文字を見ることができました。
これまた、いい気分になりました。

九九が日本に伝わったのがいつなのかは定かではありませんが、万葉集の中に九九がおしゃれな言葉として使われていますで、実用と同時にちょっとしたハイカラ語にもなっていたように思います。

そのかけ算をプログラミンで計算するときは、
「3×4」は、「3*4」と表します。
「3*4」では、ちょっと見ずらいと思ったら「3 * 4」と半角の隙間を開けて書いても、ジャバスクリプトでは問題ありません。

ところが、それをブラウザで見る時には、「3*4」のままでは、お話になりません。
きちんと、「3×4」と見えるようにしなければなりません。
こう言う所にもほんのちょっと頭を使います。

こういうことを楽しめる日々をありがたく思っています。

下の3冊は、私の本です。小学校の先生が行う算数の授業で使えるアイディア橋座が満載されています。