【横山験也のちょっと一休み】№.3593
野口芳宏先生の米寿を祝うセミナーが2月11日(日)に開催されます。
その懇親会の会場が「四五六菜館」となっています。
この「四五六」が読めなかったので、ちょっとネットで調べていたら、目を引くクイズと出くわしました。
「一二三四五六七」と書いて、何と読むか。
「四五六」がハテナでしたので、これは全くわかりません。
答えを見たら、「恥知らず」とありました。
八(はち)が無いから恥(はぢ)知らずかと勘繰ったのですが、意味はもっと高級でした。八徳といって、「孝、悌、忠、信、礼、義、廉、恥」との八つの言葉があり、その8番目が無いから、恥知らずとのことでした。
うまいこと考えたものだと感心しました。
ところで、この「恥知らず」というのは、「恥を知る」ことが大切との教えです。
恥を知ることはなぜ大切かというと、かの孟子が「義の端なり」というように、世の中の道理がわかっているから恥ずかしいと思うのです。
そう思うと、このクイズは良い教えができるので、どこかで使いたなぁと思うのですが、肝心の8つの漢字の並びを覚えきれそうにありません。
すると、頭は思わぬことを考えてついてくれます。
はやり「八が無い」という単純なところから、
・恥知らず
・罰に当たらず
こういった語呂を正解としたクイズにして楽しめそうです。
「一二三四五六七」の読み方クイズという変わり種を考え付いた人がいるわけですから、どなたかわかりませんが、拍手を贈りたいです。
下の本は私書いた本です。算数の面白い教材がたくさん載っています。