【横山験也のちょっと一休み】№.3430

木更津技法研の山本先生とジョナサンで歓談。
席に座って話が始まるのですが、山本先生は「初めて聖地に来ました」と言っていたので、「今、山本先生が座っている席は、『不親切教師のススメ』がスタートするきっかけになった時の松尾先生が座っていた席だよ」と話したら、感動していました。

山本先生は若いのですがよく本を読んでいるので、ちょっと注目をしています。
9月に野口家で少し話しをしたときには千葉大の修士でも学んでいると知り、「その向学心が良い」と一層関心が高まり、今回の集まりへと進みました。

修士の話は口頭での話と思っていたら、山本先生は書き物を持ってきてくれていました。この姿勢がまずいいですね。おかげで修士経験のない私でもよく把握することができました。

論理的な感覚で一番面白かったのは、資料の3番目に書いてあった仮説です。ちょっと数理的に読んでいくと、不足しているところが見えてきます。そこを補うように書けばいいのだろうと思っていたら、すぐに山本先生がたりないところを補って話してくれたので、山本先生はかなりできる能力の持ち主と感じました。

次に2つの軸のようなものがあり、これも良いなぁと思いました。
この2つはグループ関係になっているので、グループの基本の形になり得ます。なので、まずはこの2つで推し進めると面白いことが見えてきます。もちろん、自然に見えるのではなく、それを平面上で整理するようにしていく必要があります。そんな中味を少し具体的に話したら、あまりそういう見方をしたことが無いようで、山本先生の目がちょっと点に近づいていました。
整理がついたところに、山本オリジナル(野口先生風に言うと、山本先生の実感)を少し濃い目に出していくといいのですが、それができそうなので、先々楽しみです。が、今は修論優先ですので、あまりそこを語り続けても修論の邪魔になります。そこそこにしてこの話は終わりにしました。

その後は、いつものジョナサンのような雑談を楽しみました。雑談と言っても、論壇系の処世術のような話になりました。その方面は山本先生にとって未知の世界なので、「こういうことをしても大丈夫でしょうか。」という質問が多かったのですが、質問すること自体が目指す方向への前向きな姿の現れですので、「ナイスガイ」と思いつつ話していたら、終盤はちょっと雰囲気が変わりました。良い青年です。

今月のジョナサンの集まりは18日(日)の午後2時です。そこに山本先生も参加されるとのことで満席となりました。にぎやかな集まりになりそうです。

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