【横山験也のちょっと一休み】№.3430

ネットアドバンスの辞書サイト「ジャパンナレッジ」に明治書院の「新釈漢文大系」が入りました!
もう、びっくりです。 詳しくは<こちら>を。
12月1日から入ったようなのですが、私が知ったのはお知らせメールが届いた2日です。1日の誤差がありますが、それはご愛敬で、今もワクワク感に駆られています。

検索がどのようになっているのか気になり、「遠方」で調べてみると、『論語』の読み下し文でヒットしていました。
同様に、「令色」で調べてみると、本文や読み下し文でヒットしています。

これは使えますね。

非常に嬉しいのは、「令色」が入っている中国古典の書があっという間にわかることです。
今見ただけでも、『管氏』『近思録』『書経』…とずらずらと出てきます。
そこをクリックすると、本文と読み下し文、解釈や語彙なども全部見ることができます。

ですので、ふと「巧言令色」を話題に何かを書きたくなったら、論語以外の書からも該当箇所をすぐに読めるので、いろいろと思いを巡らせつつ書くことができます。これに、現状、個人ユーザーでは使えない『大漢和辞典』があるのですが、これが使えるようになったら、深さが増して、深海レベルになるような気がします。
これまでとは一味違った形で古典を楽しめそうです。時代が進んでいくといいことがいろいろありますね。

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