b8497さくら社で2件の打ち合わせをしてきました。
両方とも大きな規模のプロジェクトになりそうです。
関係する方々とよい活動をしていき,大きなさくらの木に育てたいと思いました。

東京への電車の中で,『弱くても勝てます』を読みました。
週1回しか練習できない開成高校。
普通の練習をしていたのではダメとのことで,勝つための独自のセオリーを生み出しています。
このセオリーの目の付け所がなかなか面白いです。

常識にとらわれず,大局的に考え突き詰めると,こうなるのだなと,妙に納得しました。
読みながら思い出していたのは,南郷継正の『武道の理論』です。
体の小さい人が,大男に勝つためにはどうしたらいいのか。
そういう論理が載っています。

もちろん,算数ソフトに通じるものも感じました。
「算数が弱くても,わかります」
そんな所だなと,妙に愉快な気分になりました。

本の裏の帯には,「爆笑必死」を大きな字で書いてありました。
爆笑はしませんでしたが,痛快さを感じる本でした。
思うに,常識とはちょっと違う形を取り入れて,成果を挙げている方への応援歌のような本と言えます。