鉛筆が横を向いたり,縦を向いたりします。
それでも,「長さ」はかわりません。理科では「向きが変わっても,長さは保存される」と言うのでしょうか。算数はそんな格好良いことを言いません。「変わらない」と平凡な言い方になります。

縦になろうが,横になろうが,比べているのは,「ます目で幾つ分か」です。そのことが,鉛筆の脇に0から順に出てくる数によって印象付きます。

縦と横で比べることにとまどう子がいるかもしれません。
そんな子も,クリックを3回,4回とやっている内に,「そういうことか」と,線に着目して考えることに気がついてきます。3回,4回と見ることで,経験的に「きまり」を見いだすからです。
算数ソフトを使うと,経験からきまりを見つけることができるようになります。これは,面白いです。自分で気がつくからです。それを言葉に表すとき,ちょっと素朴になるので,教科書の言い回しなどが大変有り難い表現として浮き上がってきます。
やっぱり,算数はソフトを使うことです。

さて,こうやって方眼ばかりが出てくると,やっぱり,任意単位の消しゴムなどが出てきて欲しいと思うのは,算数通の先生です。後日,作り進める予定でいます。