【横山験也のちょっと一休み】№.2273

教科書センターへ行ってきました。今日は月曜なので開いていました。
調べたい本を書棚から取り出し、テーブルのようなデスクでゆったり調査。
必要個所をコピーして、終了です。
3時間ほどかかりましたが、充実したいい時間でした。

何よりもありがたかったのは、館内が静寂だったことです。
他にもお客さんがいるのですが、実に静かです。
お陰様で仕事がはかどりました。

道徳授業が待ち遠しくなるセミナーIN奈良
23日の土曜日。
奈良で「道徳授業が待ち遠しくなるセミナーIN奈良」が開催されます。
コクチーズで申し込みが始まっているのですが、その呼び掛け文に驚きました。


そこで今回、画期的な道徳授業法を実践されている島根の広山隆行先生をメイン講師にお呼びし、道徳についてじっくり学べるセミナーを企画しました。

広山先生の実践される「道徳読み」は千葉の元小学校教師で現在出版社さくら社社長の横山験也氏によって提唱された道徳授業運営法です。この手法は教科書に正対したもので、子どもたちの道徳性を高めるだけでなく、評価も効率的に行えるという画期的なものです。

きっと明日の道徳授業が待ち遠しくなるはずです。

この文面を書いたのは、土作彰先生です。
道徳のことを長年研究している深澤久先生たちと一緒に勉強を続けてきた先生です。
ですので、道徳についてもいろいろとわかっています。

通常、道徳が分かっている先生は、道徳の新しい指導法をあまり受け入れません。
ですので、たいていは敬遠します。
これはとても自然なことです。
でも、そこを超えて「画期的」と土作先生は新しい方法を受け入れています。
その心の在り方、立派だと感じられてきます。

広山先生と土作先生のセミナー、たくさんの先生方が集まってくれればと願います。

奈良の隣の大阪では、丸岡慎弥先生が『やるべきことがスッキリわかる! 考え、議論する道徳授業のつくり方・評価』を4月に刊行しました。
この本の中で、丸岡先生は何度も何度も「道徳読み」の良さを伝えてくれています。
有り難いことです。

子ども達の道徳の学びに役立つ「道徳読み」。
どんどん広まってほしいですね。

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