【横山験也のちょっと一休み】№.2887

広山隆行先生から写真をいただきました。
ユーモア掲示物が貼ってあります。
「マスクをし 羊羹」です。

メールには、次のように書いてありました。

コロナウイルスが拡大中の時期、
「マスクをしていない子どもが増えたので、マスクをさせてください」
との指導がありましたので、
叱らず、命令・指示せず、なんとかならないかなぁと考えた次第です。

・叱らず
・命令指示をせず
それでいて、子ども達が「マスクをしなきゃ!」と思ってくれるような指導ができたら・・・と広山先生は考えたわけです。

この考え方が良いですよね。
私には、実に日本的!と思えました。

ストレートに話すのも大事なことです。
叱りつけるように話さねばならないこともあります。
でも、今回は、何気に気づかせられたらと、広山先生は思ったのです。
この、直接的に言わず、遠回しに伝えること。
婉曲に言うことで諭してくこと。
角が立たず、穏やかな雰囲気に包まれていると感じてきます。
和の心ですね。

広山先生は、道徳を勉強していますが、日本の精神のようなものを内に秘めて学んでいるのかもしれないと、ふと思いました。

さて、広山先生のメールには続きがあります。

マスク着用率が上がっています

子どもがお互いに「マスクをしなさい!」と注意するはずの所で、
なぜか「羊羹!」と言っている所がおもしろく、不思議でした。

日ごろから、広山先生の和の心、日本の心が子ども達にも伝わっているようですね。


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