【横山験也のちょっと一休み】№.2659

■ 城ケ崎滋雄先生の新刊 ■

親友の城ケ崎先生の新刊を御紹介します。
『学級崩壊の原因はそこだった!「気にならない子」を気にとめる、見落とさない指導法!』です。

子ども達の前に立つとすぐにわかるのですが、パッと目立つ子がいます。
できる方で目立つ子もいれば、やんちゃで目立つ子もいます。
目立つ子は目立つので、自然と構う回数や対応する時間が増えます。

ところが、教室にいるのは目立つ子ばかりではありません。目立たない子もいます。
その子たちをよく見ると、とてもまじめに学校生活を送っていることに気が付きます。
そういう子を認めていきましょう、というのが論調のようになっている本です。

ベテランの先生は、そういう目がすでにできているので心配いらないと思いますが、つい、惰性に流されて・・・と感じていたら、この本、良いですよ。
若い先生には、こういう視点もあるのかと、大いに触発されると思います。お勧めします。

還暦を過ぎて、なお、こうして力強く本を出していく城ケ崎先生の姿勢がいいですね。
大学院にも通っているので、この先、さらなる理論づけが進むのだろうと思っています。

関連記事: