【横山験也のちょっと一休み】№.2322

■次回SG会の課題図書■
次回のSG会は9月15日(土)です。
毎年、8月の開催はありません。

9月の課題図書は『知の越境法』(池上彰著、光文社新書)です。
読みやすい本です。スイスイ読めます。さすがは池上さんと思います。

半分ほど読みましたが、早く読み終えてしまうと、SG会の時に何が書いてあったのか忘れてしまい、ちょっともったいない状態になります。
それで、後半はまだとってあります。

この本、夏休み中にちょっと読んでみると良いかと思います。
なぜなら、仕事に対する自分の姿勢が大きく変わるかもしれないからです。
読んで感じるところがあった方には、良い人生が待っているような気がします。

■易経■
『伊藤仁斎』の「論語古義」を読んでいると、「易経」がちょこちょこと顔を出してきます。
昨日も、ちょっと気になって、「易経」を開きました。

才徳があっても軽々しくこれを用いることなく、
修養して時機の到来を待つべきである。(上巻、p80)

私に優れた才能や人徳があるわけではないのですが、こういう所が響きます。
響きつつも、ふと、自分の生活を思うと、「これを用いる」場面がほとんどありません。
pcに向かって仕事をする日々だからです。
苦笑となります。

そうして、いつ時機が到来しても良いように、道徳の根幹である「大過なく」を心に据えて進もうと思います。