【横山験也のちょっと一休み】№.2538

■ 苫野一徳先生の『「学校」をつくり直す』はいいですね ■

土曜日、ちょっと所用があり、そこで2時間ぐらいジッとしている時間があったので、この本を読みました。
今月のSG会の課題図書です。
ルワンダに行っていたのでSG会には参加できなかったのですが、明石先生の選ぶ本は良いですね。
この本は小学校の近未来の姿をとても分かりやすく描いています。
私もこの本に書いてある方向に日本の小学校が変わっていくと思っています。

この本に軽井沢風越学園が何度も登場してきます。来春に開校予定の私立の幼小中の学校です。

軽井沢町には公立の小学校が3校あり、偶然にも、その3校にさくら社の算数ソフトが導入されています。
大きなプロジェクトがあり、軽井沢町の公立の3校にはタブレットもたくさん配置され、その流れで算数ソフトも採択頂きました。
ふつうなら、算数ソフトの導入だけで終わるのですが、各校の研修に年に1回関わることになりました。

この冬に最初の研修があり、そこで私がやんわりと話した事は、「個別化」です。
時代が一斉から個別化へ向かっているということです。
当然のように、「具体的にどうやって授業を・・・」と問われます。
自分に分かる範囲でほんの少しだけお話をするのですが、意識の高い先生方なので、かなり高いレベルで合点していただけました。

風越学園の先生方と、公立の先生方は交流されるそうですので、軽井沢町は目が離せない地域になりますね。

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