【横山験也のちょっと一休み】№.2539

■ カラスに飛び蹴りをくらう ■

生まれて初めて、カラスから飛び蹴りをくらいました。頭のてっぺんに。

近所に大きな公園があるので、時々、散歩に出ています。
今日は暑かったせいか、小学校高学年らしい子供達が10人ほどで草野球を楽しんでいるだけで、他には人の気配がありませんでした。

公園の半分は林のようになっているので、日差しを避け、林の中ほどまで散歩しました。
すると、突然、カラスがギャーギャー鳴き始めます。
木から木へ移っては鳴き、自分の存在をアピールしているようでした。
そんなことに構わず、樹木をじっくりと眺めつつ、ゆっくり歩いていたら・・・。

突然、後ろから頭にゴーン!

見上げると、カラスが私の前方を上昇し、木の枝に止まり、こちらを向いて再びギャーギャー鳴いています。
今頃の季節は、確か子育て中か。
それで警戒されて、一発食らったのだろうと思いました。
幸いにも、帽子をかぶっていたので、軽く何かが当たった程度のことで、なんともありませんでした。

ここまでは珍しい自然体験です。

道徳を勉強していると、次第に、自然の珍しい現象は吉凶を占う一つにされていることが分かってきます。
「人生の最大化」をするには、その現象を「吉兆」と判断することが大切です。
平凡社の大百科事典で調べたら、「伝承、民族」の「日本」コーナーに、
「カラスは古くから神意を伝達する霊鳥と考えられた。」
と出ていました。


他にもマイナーなことが書いてあったのですが、それは読み流して、カラスの飛び蹴りを神意ととらえ、やるべきことをしっかり前進させることが大吉への道と思いました。

家に帰ると、長沼氏から文科省の海外プロジェクトへの案内メールが届いていました。
出自の良いメールでしたので丁寧に読みました。
参加するかどうかは検討を要しますが、飛び蹴りの後のメールでしたので、大変うれしいものを感じました。