【横山験也のちょっと一休み】№.2197

■早く道徳をやってみたい!■
道徳読み学習会に参加した沼田先生から、学習会の感想をいただきました。

横山先生、昨日は刺激的なセミナー、ありがとうございました!
横山先生のユーモア溢れるお話をお聞きしながら、早く子どもたちと道徳をやってみたくなりました
専門は国語科ですが、今回、このような機会に学ばせていただけたことに感謝いたします!
また4月から実践を重ね、いつかご報告できればと思います!
またお会いできる日を楽しみにしております!
ありがとうございました!

沼田先生の感想を読み、今回の学習会を開催してよかったとつくづく思いました。
道徳の授業を早くやりたいのです。
しかも、教科書の読み物教材を使った授業です。
この前向きな気持ちで道徳の授業をしたら、子ども達は先生のエネルギーからも、道徳の世界に入り込みます。
そうして、次第に、どの子も、悪いことがなかなかできない子に育っていきます。
これですよ。道徳の醍醐味は。

ちょっと、思い返してみてください。
道徳の研修会やセミナーに参加して、教科書の読み物教材を使った授業を「早くやりたい!」と思ったことがあるでしょうか。

沼田先生からメールをいただいたのが昨日です。
たぶん、来年度は何年生の担任になるのか、まだ分からないと思います。
どの学年になるのかわらないけど、それでも、道徳の授業を早くやりたいのです。

道徳読み学習会では実際に、「道徳読み」と「発表」を体験していただきました。
発表は10分弱で打ち切りました。
すると、先生方が「もっと発表をしたい!」という気持ちになっていました。

私は、特別な発問をしていません。
ただただ、道徳を見つけてもらったのです。
そうして、それを4人組で発表してもらっただけです。
この手軽なやり方で、先生方がもっと発表したがる程の前向きな気持ちになりました。

道徳読みの面白さは、5つのパートがありますが、それにこだわり続ける必要がないことです。
子ども達の力がついて来たら、それに応じて、よりよい道徳の授業を目指して改良ができます。
熊谷先生は「タケノコ読み」を生み出しています。
議論する道徳に結び付けている先生もいます。
いろいろな方法が生まれています。

ですので、道徳にちょっと困った感のある先生、ぜひ、広山隆行先生編著の『道徳読み』をお読みください。。
きっと、鬼澤先生、熊谷先生、丸岡先生達のように、道徳の授業が楽しみになりますよ。

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