【横山験也のちょっと一休み】№.3804
学級づくりについて考えることがあります。
考えていてよくわかったことは、学級づくりを全体として考えると、あれもあってこれもあってと、明暗が分かりにくくなるということです。
そこで、学級づくりの中でも、学級をある種の方向に成長させていこうとか、導いていこうとか、そういう志す方向の学級づくりと限定して考えることにしました。
すると、時間はかかりましたが、次第に考えやすくなってきました。
考えるにつれ、そういう志す方向のある学級づくりを「学級文化づくり」と呼ぶことにしました。その道筋とか論理のことを「学級文化論」と呼んでいます。
この方向に考える土台は若いころに学んだ弁証法にあります。また、進化心理学から得た集団社会化説、これが学級という世界の見方を変えてくれ、おかげで、小さいながらも一つの論として成立してきています。具体的な志すところのある教育実践としては、親友の深澤久先生の本が非常に役立ち、志すものがある学級づくりの論理が見えてきました。
その深澤先生の学級文化づくりですが、どうにも本には書かれていない別次元の事柄があるように思え、そこをつらつらと考えてきました。
最終的に、他の先生方の実践や、今の私を支えてくれている相応の書籍から学び、私の中では「3段階4層3技術」というところに落ち着いています。原理的には3段階の論理です。
この3段階を軸にして深澤先生の実践を読むと、2段階までしか記述されていないことがわかります。ですが、口頭での話を思い返すと、3段階目にも入り込んでいることがわかります。しかし、本には書かれていないので、それをどのように思考し、どのように行っていたのかは、隠れていて見えません。
きっと、何らかのことが行われているのですが、本に表すほどのことでもなかったのかもしれません。
いつか、そこのところを本人から聞いてみたいとも思っています。
—
この学級文化論には、『道徳読み』の考え方も途中で絡んでくると思っています。
『道徳読み』は、貝原益軒の『和俗童子訓』にも通じています。関心のある先生、ぜひお読みください。

