【横山験也のちょっと一休み】№.3805
NHKの「3か月でマスターする人体」を見ました。3月25日放送の「生まれか育ちか」という回です。
全く同じ遺伝子をもつ双子でも、生まれてからの環境の違いにより、それぞれ別々の個性を持つことになります。それを科学的にわかりやすく放送してくれました。
番組に感動しましたが、詳しく話してくれた講師の佐々木裕之先生の一言が刺さりました。
番組の最後の最後に、佐々木先生は次のような話をしてくれました。
”貝原益軒が養生訓に書いていたいくつかのことが、今、科学的に証明されたのです。”
聞き覚えですので言葉は不正確と思います。が、筋はあっていると思っています。
この佐々木先生の言葉を聞いて驚き、「不易は科学的に証明される」というような思いになり、これはもしかしたら、和俗童子訓も、その不易の所が近い将来に科学的に証明されたと言われる時代が来るやもしれないと思ったのです。
そう思ってしまったので、和俗童子訓を読み返し、思いが進み大和俗訓も読んでいます。
大和俗訓はまだ半分ほどしか読めていないのですが、ここには、江戸時代前期のまっとうな道徳について詳しく重ねるように記されています。その書き方が和俗童子訓に示されている子どもへの道徳の教え方にも通じているようで、感心しています。

和俗童子訓の子ども達への道徳の教え方。
大和俗訓の道徳の記述の仕方。
そこからあれこれ思いを巡らせると、たどり着くのは今の学校での大きな道徳(授業としての道徳)のあり方です。
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貝原益軒の和俗童子訓を読むと、『道徳読み』が似ているなぁと感じられてきます。
道徳の授業で悩んだら、この本を読んでみるのもいいですね。

