【横山験也のちょっと一休み】№.2376

■『数学する本能』■
認知心理学の本を1冊読んだら、これが面白く、2冊目を読み終えました。
『数学する本能』です。

こちらも、お堅い本に見えるのですが、読んでみると実に面白いです。

有り難いのは、私の作っている算数ソフトの考え方を、認知心理学が偶然にも応援してくれているようにも思えてくることです。
読むべき本に出合ったという思いです。

自分勝手かもしれませんが、こういう学術の世界が算数ソフトを応援してくれると思うと勇気が湧いてきます。
これまで夢として描いていたことを、5年後のプロジェクトして実行していかなければならないと頭が元気に働きます。
これは良い流れです。
まさに、遠くを慮れば近くに憂いなしです。
細かいことは誤差となり、生じている大きな流れに乗って着実に前進していこうという気持ちになります。

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これまで自分が柱としてきた考え方が、実に的中していることがよくわかりました。

一つは、戦前の受験数学の神様と言われていた藤森良蔵の指導(桃太郎の話)です。
もう一つは、デカルトの指導です。
そうして、時折私が話す算数の体験量です。

これらを織り込んで、算数ソフトをつくっているので、この手の本を読むと

また、この本を読んで「外遊びのできる子は、算数ができる」という私の持論も正しい内容だったことがわかりました。