【横山験也のちょっと一休み】№.3438

いつものジョナサンで楽しく歓談しました。
城ケ崎先生、佐々木先生、山本先生と私の4人です。

前回、佐々木先生がレポートを持ってきてくれ、それが刺激となり、今回は全員がレポートを持ってきました。おかげで、昔のサークルのような楽しさで3時間も過ごすことができました。特によかったのは全員がよくしゃべっていたことです。意見にしろ感想にしろ、思ったことをどんどん話したので各員の充実感はかなり高かったように思います。

一番若い山本先生のレポートが国語の「着語読み」で、その授業展開の下地が芦田惠之助の「七変化」。さすがは木更津技法研でもまれているだけあります。平素からの学びのレベルの高さを感じ、レポートを見ながらいい気分になりました。
「着語読み」も「七変化」も国語の重要なところなので、こういうところはこの先をつくることも視野に入れて頭を使うと面白くなります。しかしながら、山本先生は若いからか、追随に近い範囲内での試行錯誤なので、これでは脱皮は厳しいだろうと感じ、未来づくりに役立ちそうなヒントを少し話しました。うまく進めば3年か4年で歴史的な1冊を世に出すことも可能かもしれませんが、今は修論優先なので、そちらをしっかりと頑張ってほしいです。

佐々木先生の履歴レポートは感動しました。こんなにもすごいことを成してきた先生と友達だったのかと、非常に嬉しく思いました。その履歴レポを見て、城ケ崎先生は履歴が大事になってくる世界があるので今からでも書きとどめておくとよいことを山本先生に話していました。このアドバイスは、山本先生のこの先に待っているであろうここ一番という時に大きな力になると思いました。
それにしても、激務の佐々木先生が隙間の時間に履歴を整理したこと、それだけでもすごいことと感じました。

城ケ崎先生のレポートの中に算数の式と図を等号で結ぶものがありました。この発想がミラクルでした。子どもたちにとって、この方がわかりやすいだろうということでの実践なのですが、そこにちょっとした理屈があるとガツンとした響きを持つようになります。そんな話に進んでいった目の覚めるいい表現でした。

次回は1月22日(土)になりそうです。今回の4人がそのまま参加希望なので、次回も満席です。

「夢中で算数」のシリーズ第3弾は、来年の春を予定しています。
あの、「神が降臨するひき算」も掲載されるので、楽しみ度が高いです!!


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