【横山験也のちょっと一休み】№.3817
算数の話を一つしましょう。
マッチ棒を使ったちょっとしたパズルです。
比較的やさしい問題なのですが、子ども達にはちょっとしたおどろきとなるようなパズルです。
最初、マッチ棒を3本見せて、「これで正三角形が作れますか」と聞きます。すでに、正三角形を知っている子ども達なら、だれもが「作れる!」「簡単!」となります。
続けて、マッチ棒を2本見せて、「この正三角形に2本付け足して、正三角形を2つにできますか。」と話しかけます。
これも極めて簡単なので、ハイ!ハイ!状態となります。
ここで、ちょっと話します。
最初は3本で1個の正三角形を作りましたね。 3本 で 1個
次は、2本付け足して、正三角形を2個にしましたね。 2本つけたし 2個。
では、この先はどうなると思いますか。
マッチ棒は、3本+2本ですから、何となく、算数的には「3本+2本+1本」と感じられてきます。
作る正三角形は、1個から2個になったのですから、順当に進めば次は3個です。
だから、さらに1本付け足して正三角形を3個にできますか、という問題になります。
こういう数値の問題となることを子ども達が言って来たら、にっこりしながら、話をしましょう。
「1本付け足して、正三角形3個と言いたいところですが、今日は気分がいいので、おまけして、正三角形は4個にしよう!」と、先生が大いに盛り上がって話します。
基本的に、1本増やして正三角形を3個にすることはできません。マッチ棒6本で正三角形3個はできないのです。しかし、4個にはすることができます。
子ども達はエエッ状態になりますが、「マッチ棒は動かしていいです!」とサービス条件を伝えます。「でも、折ったり、曲げたりしてはいけません」とあまり関係のない禁止条件も伝えておきます。
これで、おしまいです。
あとは、ニコニコしていればいいのです。
できれば、翌日までは答えは教えずにいましょう。
学級がいい感じになります。
答えは、四面体をつくればいいのです。
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この話は載っていませんが、下の3冊の本には、楽しいアイディア教材がたくさん載っています。
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