【横山験也のちょっと一休み】№.3319

信州大学と金沢へ、仕事で行ってきました。

信州大学では村松学部長と佐藤准教授とお会いしました。
ミーティングの部屋は学部長室。母校の千葉大でも入ったことが無く、「学部長室」という名称の部屋に入ったことに感動しつつ、中身の濃い話をたっぷりすることができました。

その後、佐藤准教授の部屋へ。
モダンな部屋で、奥に位置する佐藤先生の仕事場であるPC周りは、要塞のようでした。
ディスプレイが4つもあり、その一つは巨大な4Kテレビ。
「テレビでも問題なく使えるので、この方が安いのでとてもいい」とのことに気持ちが動きました。

暑さにやや負けながら、金沢へ。
福田先生と山田さんと夕飯をご一緒しました。

両氏とは、『大人を本気にさせる子どもたち』出版記念のon-lineセミナーで何回かご一緒しており、独特の好感的雰囲気が伝わってきています。
「一度お会いしてみたい」と思っていたので、今回それが叶いました。
お会いしてみると、オンラインよりナイスガイ!
お店の閉店時間が過ぎてしまう時間まで、楽しい気分で語らえました。

翌日、福田先生の新しい勤め先である「金沢未来のまち創造館」へ。
事前に少し情報は入っていましたが、この館は実に素晴らしいです。
JICAと共にアフリカプロジェクトを進めている自分たちの活動とも重なる感触もあり、金沢市の力の入れように仰ぎ見る思いを感じました。

続けて、山田さんの町屋を使った「IN KANAZAWA HOUSE」を見学させていただきました。
「町屋」というのは、職人の住んでいた家です。それも結構な大きさのある家で、今回は2か所も見学でき、その1つが元染め物屋の町屋、家の中に蔵がある大きな建物でした。
この町屋で上の本に載っている授業が展開されています。子ども達が課題を見つけていったその現場の見学にもなっているので、とても楽しみでした。

子ども達が課題を生み出すきっかけとなった「金沢からかみ」+光と影の作り物を見せていただきました。なるほどと思う仕掛けで、これが美しい。その美しさから心を揺り動かす何かを感じ取った子がいたのです。福田先生、山田さんたちの取り組みを感じてきました。

2階に案内されると、そこにはかつての貴賓室がありました。壁が真っ赤な部屋です。以前に、金沢を回ったときに「お茶屋文化館」に行ったことがあります。そこの2階には「真っ青な部屋」と「真っ赤な部屋」があり、真っ赤な部屋が最高の部屋と話を聞いたことがあります。その時も、その部屋の色に大変驚きましたが、今回、まさか同様の部屋を見ることができるとは思っていませんでしたので、いたく感動しました。

そうして、帰る途中、高崎で降り、深澤先生たちと一献傾けました。これは、また今度にしましょう。

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