【横山験也のちょっと一休み】№.3234

「仲よく 程よく 愛想よく」

昭和初期の言葉なのですが、なかなか奥が深いと感じています。

仲良くなれば、言葉遣いやしぐさも慣れ慣れしくなり、次第に乱暴な雰囲気が出てきます。
そうであってはいけないと、「親しき中にも礼儀あり」と言われています。
だからと言ってよそよそしくなっては、固くなるので、笑顔が求められるわけです。

それをとっても簡単に「仲よく 程よく 愛想よく」と言っています。
うまいことまとめたなぁと感心する次第です。

四書五経などを読み込んできた人が、庶民にもわかりやすくと語呂良くまとめた言葉なのかもしれませんね。
あるいは、少々居心地の悪い状態が続いている人が、こうあってほしいと願って語呂を考えたのかもしれません。
どちらにしろ、私の人生に良い流れを生んでくれている言葉であることには変わりません。
「仲よく 程よく 愛想よく」して、この先も楽しく過ごしたいと思います。

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