【横山験也のちょっと一休み】№.2379

■野口塾in木更津、若い先生は素晴らしい!■
若い先生の話や木更津技法研の面々の提案があり、楽しい一日を過ごせました。
若い先生と言うのは古舘先生です。
映像で教室風景を見せてくれました。
ムービーを見せるということは、自分の時代にはやりたくてもできなかったことで、いいなぁと思いました。
何しろ、私が現役だったころと言えば、ベータとVHSが競っていた時代で、会場で映し出してもブラウン管という小さな画面となります。その映し出すテレビがそもそも会場にありません。
古舘先生の授業風景を映像で見ながら、ふと、昔やっていた「情報算数」を思い出しました。

技法研の道徳の講座は低学年部会へ行きました。
浅野先生と松尾先生の提案です。
浅野先生は絵本を使った道徳で、平易なところから深いところへと語り進む、良い絵本でした。
浅野先生の導きはとても穏やかで、選んだ絵本と良くフィットしていました。
こういう先生にこそ、道徳をどんどん発表してほしいと思うほどでした。
資料が配られ、その先行実践が『とっておきの道徳授業Ⅱ』に載っていて、実践者は「和田奈緒子氏」とのことでした。
その時、もしかしたら、これは広山先生の奥様??と思っていたら、資料の裏面に『ちいさなくれよん』という実践も記されていて、そちらには「広山隆行氏」と記されていました。
広山御夫妻の実践からの提案でした。何という偶然!と、そこにも感動していました。

松尾先生は「きんのおの」の実践からの提案でした。
・発問をしたら内容項目からそれた。
・教材文への問題意識。
この2つは実にいいところを突いています。
松尾先生は学者のように考える力が強いので、原理を考えていくとさらにいい人生を歩むのではないかと思いました。

若い先生の将来を思い描くと、「後生畏るべし」という気持ちになります。

そうして、野口先生。
今回も非常に濃いお話でした。
書いても伝わらないと思いますが、私には「ベランダ」が最高の学びでした。

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