【横山験也のちょっと一休み】№.3814

今日も楽しみつつ、算数の話を一つ。

今日お話しするのは、1から9までの数を1回ずつ使う問題です。
数は合計9個あるので、この数を使って3桁の数を3つ作ります。
たとえば、「271」「893」「456」という具合になります。

この3つの数は、かならず小・中・大となります。
ここまでのことが分かったら、いよいよ問題です。
小の2倍が中になり、小の3倍が大になる。
こうなるように、3つの数を作りましょう。

これは、授業で行うというほどの内容でありません。
休み時間に先生の机の周りに集まった子に、ふっと思い立って楽しむような問題です。
まあ、「教卓の問題」というところです。

先生の机の周りに集まる子は、基本的に先生のことが大好きです。
「先生がすぐには解けなかった問題があるんだよ」などと前振りして話すと、「それなら僕が解いてやろう!」と心ひそかに思う子もいます。

この問題のいい点は、「探索」があるところです。考えたらスパッと解ける問題ではなく、ある程度の見当を付けたら、数を入れて計算します。でも、合っていなかったらまた、同じことを繰り返します。
数を入れ替えては確かめる。
こういう問題なのです。

ここを、ちょっと道徳的にみると、少々の根気が必要な問題となります。
ですので、問題が解けた子にも、解けなかった子にも、5回以上数を入れかえて計算した子は「根気があります」と話してあげるといいです。

今も昔もそうですが、何かに取り組んだら、そこに小さな道徳をまぶしたくなります。ほんとうに小さな道徳でも、先生が話してあげると子ども達の心がほんのりとよくなっていきます。

この話は載っていませんが、下の3冊の本には、楽しいアイディア教材がたくさん載っています。