横山験也のちょっと一休み】№.3823
算数の話をしましょう。
「2と3を合わせると、5になる。」
小学校1年生の算数の教科書に出てきそうな文です。
小学校で教えている先生方には、平凡な文です。
突然、「この文は何語か」と問われても、自然に「日本語」と答えてくれます。
では、「この文の中に外来語はありますか」と問われると、一瞬とまどいつつも、「2」と「3」と「5」と感じられてきます。江戸時代までは「2」も「3」も「5」も日本では使われていませんでした。二、三、五と書いていたのです。
そうして、明治になり、小学校・中学校ができて、2や3が使われるようになりました。御存じの方は「アラビア数字」という言葉を思い出しますよね。
また、先ほどの「2と3を合わせると、5になる。」を別の書き方にすると、次のようになります。
「2+3=5」
さて、これは日本語でしょうか。
2や3や5は、インド発祥のアラビア数字です。
+や=は、ヨーロッパで誕生した、言葉の簡略形です。つまり、記号です。
ですので、「2+3=5」の中には、日本由来、あるいは、昔の漢や呉といった大陸由来の字はありません。日本語での読み方はありますが、文字は日本語とは言いがたいです。
明治以降に外国から来た語なので、やっぱり外来語なのです。
これだけでも、なかなか面白いところなのですが、「2+3=5」などの式をよく見ると、さらにおどろきが生じます。

式は、日本語の順には並んでいないのです。
ワタシ タベタ ゴハン。
こんな感じの並びが式なのです。
式は日本語の並び順と違うので、こういうものなんだ、ということで覚えていくものなのです。
日本の言葉との関連を考えずに、この順に書くんだということで、覚えるのです。
それでも、そうやって覚えてしまうと、これが大変うれしいことにつながります。
「2と3を合わせると」と言われても、外国の皆さんはよくわかりません。でも、英語を話す人でも、フランス語を話す人でも、「2+3=5」は分かるのです。
英語:「Two plus three equals five.」
フランス語:「Deux plus trois egale cinq.」
スペイン語:「Dos mas tres es cinco.」
日本語:「に たす さん は ご。」
読み方がお国によって違うのですが、文字は全員が共通認識できます。
算数は世界共通語を学んでいるのです。 しかも、小学校1年生から力を入れて世界共通語を学んでいるのです。これって、すごいことだと思います。
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上の話は載っていませんが、下の3冊の本には、算数の楽しいアイディア教材がたくさん載っています。
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ここまでくると、算数はすごい教科だと思えてきます。
1年生から、外国から伝わってきた語を教えるのです。それも、教科書の上巻からビシバシと教えるのです。
さらに大事なことは、メインが日本語には無く、2や+や-の方にあるのです。これは、日本語読みする



