【横山験也のちょっと一休み】№.3575

今日もプログラミングを楽しみました。
1年生の長さに、テープで対象物の長さ調べ、それを並べて相違をみていく学習があります。

これは「間接比較」と言われる比べ方です。
間接に対して「直接比較」というのもあります。
背比べなどは直接比較です。子どもを並べて立たせれば、背の高い低いを比べることがすぐできます。何も使わずに、すぐにわかる比べ方です。

間接比較は、直接比べられない場合に、何か別のものを利用して長さを比べる比べ方です。直接比較と比べて、知恵を使った比べ方と言えます。
その何かが棒であったり、テープであったりします。

大昔もそういうやり方をしており、そこにちょっと目盛りを付ける便利さに気づき、そこから目盛りをあらかじめつけておくとさらに便利と分かり、今の物差しに発展していっています。

その物差しも長さの学習として2年生、3年生の学習へと発展します。
これは、順当な長さの見方ですが、それとは別に、もう一つ、上の図のようにテープの長さを比較することは、3年で習う棒グラフの素地にもなっています。これに升目ついて、項目名なども付き、数値も盛り込まれると、見事な棒グラフとなります。

この長さのプログラミングをしていますが、テープに影をつけることも簡単にできます。
色も好みで決めることができます。面白いですよ。

手づくり教材については、下の本にたくさん書きました。
お読みいただけると嬉しいです。