【横山験也のちょっと一休み】№.2176

■SG会の課題図書■
17日(土)はSG会です。
会場は、JR稲毛駅そばの明石オフィス。
時間は5時半ごろからのスタート。

今回の課題図書は『明治維新で変わらなかった日本の核心』(猪瀬直樹、磯田道史、PHP新書)です。

磯田氏の話は面白いですね。
程よい具体が心地よい刺激を与えてくれます。

明石先生がこの本を紹介してくれた時、後半が良いことを話してくれました。
実際、線を引いたところを見ると、後半が断然多いです。

磯田氏のセリフ。
江戸時代の農民は、移動の自由が認められていました。非常に流動的な日本の姿です。ただ、いつまでも耕地を捨てて移動できるというのは、粗放な農業しかできないこともあります。そんな農業は十七世紀中に、ほとんど終わっていました。単位面積あたりの収穫量が高い農業をやるには、農民が家意識を持って、同じ場所に定住して緻密な農業を行う必要があるのです。それが十七世紀中頃から全国可する。(p222)

こういう感じで書かれているので、ぐいぐい引き込まれます。
それでいて、詳しすぎないので、私のような一般素人にはちょうどいいです。

SG会には、10人~15人ぐらいの人が集まります。
学校の先生が多いのですが、一般社会人の方もかなりいます。
中には、モンゴルで起業した女性もいます。
基本的に誰でも参加できます。
関心のある方、御連絡下さい。
JR稲毛駅から御案内します。

『子育て99救急ハンドブック』(座光寺明、さくら社)は読んでおいてよかったです。
人と話していると、ちょっとした困りごとが話題になる時があります。
そんな時、いい感じ話ができたのです。
学ぶということは、幾つになって大事なことですね。

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