【横山験也のちょっと一休み】№.2417

■ルワンダの算数パズル「Arithmagon」■
ルワンダ特有のパズルということではありません。
ルワンダの算数の教科書に載っていた算数パズルです。

読み方はネットで見ると「アリスモゴン」のようです。
私はローマ字のように読んでしまうので、「アリスマゴン」と口にしてしまいます。

論理的な思考を促すパズルのようです。

やり方は簡単です。
三角形の辺の中央にある数は、その辺の両端の数の合計になっています。
ですので、「?」のところは、8+2で10となります。

「えっ、これのどこが論理的なの?」
と言われると、少々下を向いてしまいそうです。
これだけを見ると、
「ただのたし算です」と答えるしかありません。

このアリスマゴンは「?」にするところを変えたり、増やしたりすると、
「えっ!」と思ってしまう問題になったり、
「ウーム」としばし悩む問題になったります。
さらには、三角を四角にすることもできます。
その三角や四角を増やして、ロボットなどの絵のようにした出題も可能です。

また、演算ルールを変えると多様な学習ができます。
奥の深い楽しいパズルです。

ルワンダでは、このパズルが4年生の教科書に出ています。
そこには、マイナスの数も使って出題されています。
なかなかいいなぁと思った次第です。

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