【横山験也のちょっと一休み】№.2293

所見のスペシャリスト・山中伸之先生の『所見辞典』は大人気ですね!!

■『中国古典名言事典』諸橋轍次著■
大阪の野口塾で、「道徳読み」についてお話をしました。
その時使った読み物教材は「雨のバス停留所で」です。

「道徳読み」の話をしつつ、教材解釈の話を3つしました。
1つ目:ルールより大事な道徳
2つ目:よし子とお母さんの認識の違い
3つ目:第二のよし子を出さないために

これらは、一つ一つを教材解釈として丁寧に話すべきところです。
しかし、私は少々急ぎ足で話しました。
なぜ、そうなのかをしっかり話すことが大切です。

道中、新幹線の中で読んでいたのは、『中国古典名言事典』です。
分厚くて、ミッチリ書いてあります。

事典ですから読む必要はないのですが、この本を買うとき、「いつか、全部を読むときがやってくるだろう」と思って、買いました。

そうしたら、本当に全部読みたくなって、少しずつ読んで、新幹線の中で本文の最後のページを迎えることができました。

読み終わったときには、諸橋轍次先生の御講演を聞き終えたという気持ちになりました。
そんないい気分になりながら、吉川幸次郎先生の論語の本を取り出し、続きを読みました。

論語を読んでいると、読み物教材の教材解釈をいい感じでできる力が高まります。
道徳で進んでいこうと思っている先生は、論語は読んでおいた方が良いです。
日めくり論語もいいです。

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