【横山験也のちょっと一休み】№.2525

■ ルワンダのエレベーター ■

3月にルワンダに渡航した松山氏から頂いたエレベーターのボタンの写真です。

このボタンをよく見ると、階を表す数字が変わっています。

2 1 0 -1 -2

不思議な感じがします。
1階の下が0階なのです。

なんとなく、地下1階のことを0階と言っているように思えてきます。
しかし、ルワンダでは0階が、日本の1階になっています。
ですので、1が日本の2階になります。
というとは、このビルは日本風に言うと3階建てとなります。
このボタンを見て、3階建てとはなかなか思いにくいです。

こういう階数の表し方は、負の数を学習する時にはナイスな表現です。
まさに、その通りの配列になっています。

ルワンダは新指導要領が始まり、4年生から負の数を学習するようになりました。
負の数の具体例としてエレベーターが使えるなと思ったのですが、すぐに、その思いは打ち消されました。
都会のそれなりのビルにしか、エレベーターは無いからです。

今は使えなくても、次の新指導要領の頃にはエレベーターを具体例として使えるほどに発展をしているだろなと思っています。

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