【横山験也のちょっと一休み】№.2227
宮内主斗先生の「失敗しない1学期の理科実験」セミナーが茨城大学で開催されます。5月12日です。
宮内先生は本物志向の優れた先生です。
関心のある先生<こちら>をご覧ください。

■須田先生、道徳教材作家に?!■
「チーム横山」が開催されました。
須田尚先生の道徳教材集が圧巻でした。

須田先生は若いころからの読書人。それが今もずっと続いています。
カバンの中には本が複数冊。
話題に応じて、次から次へと関連図書がテーブルに並びます。

本を読んでいるので、当然のごとく問題意識も高いです。
その道徳への問題意識から生まれてくる道徳教材集「道徳の種まき」が提案されました。

推敲などはまだまだ続くとのことですが、すでに中身が良いです。
1、多数決って何?
2、疲れたお母さんと、疲れたおじさん
3、スキージャンプのルール改正は誰のため?
4、やる気を出せ
5、お父さん、謝ってもいいの?
6、エスカレーターの右側
7、スマイルゼロ円は商品?
8、お金と幸福の関係
9、空港スタッフの見送り

これらの道徳教材集の何がいいかと言うと、文章が教師レベルを超えていることです。
教師という職業は、教えること、できるだけわかりやすく教えること、そういう方向にどんどん頭が長けてきます。
ですので、自然と説明的な書きっぷりになってきます。

道徳教材は描写はすれども、道徳は明示しません。
だから、読者があれこれ思ったり、感動したりしていきます。
須田先生はそういう文章を表わす筆力を持っています。
読書家は違う!と、実に驚かされました。

須田先生のお隣は、ICTの佐々木智光先生です。
ICT教材を自作もしますし、ネット上の教育アプリにも実に詳しい先生です。
私にとってはとても頼もしい先生です。
「夜の部」で11時ごろまであれこれ話しました。
5年後には、佐々木先生とちょっとしたプロジェクトが組めるのではないかと、ほんのり思っています。

ICTの佐々木先生も、道徳の授業は「道徳読み」を取り入れています。
「道徳見つけ」「通知表をつける」が圧倒的に良いとの感想です。
有り難いお言葉です。

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