【横山験也のちょっと一休み】№.2485

■ 広山先生のブログに『〈道徳読み〉活用法』が ■

昨年の3月に広山先生が『道徳読み』を出版しました。
その広山先生のブログに、「瀧澤先生が『<道徳読み>活用編』を出版します」という記事が載っていました。
嬉しいですね。

道徳読みの優れた点の1つは、教科書を開くと、子供たちが道徳読みを始めるようになることです。

はじめは、何をするのか話しますが、何回かやると子どもが自分で道徳読みをするようになります。

発問で道徳の授業を進めているクラスでは、このような形にはなりません。
教科書を開いても、先生が何を言うのか待っています。
すこしわかる子は、自分で教材を読みますが、読んだ後は先生が問題を出してくれるのを待ちます。

昔、「指示待ち人間」という言葉がありましたが、それになぞらえると、これは「問題待ち学習」と言えます。
問題が出されるのを待つ状態が年度末まで続くのが、これまでの道徳の授業の姿です。

今、時代的に求められているのは、子供たちが自分でどんどん学習を進める授業です。
道徳読みを進めている熊谷先生達からの便りを読むと、時代が求める方向の授業を展開していると感じます。

「道徳読み」を知り、授業に取り入れる先生がどんどん増えていくことを願っています。

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