【横山験也のちょっと一休み】№.2500

■ 『〈道徳読み〉活用法』 ■

「道徳読み」の第2弾『〈道徳読み〉活用法』が22日に発売になりました。

道徳読みのいいところは、子ども達が自分から道徳を見つけていくところにあります。
その道徳読みを活用した授業実践が掲載されています。
著者の瀧澤先生は、木更津技法研の優秀な先生で、私も年に何回かお会いして歓談させていただいていますが、懐の深い素晴らしい先生です。

この本、一人でも多くの先生に読んでいただけたらと願っています。

「道徳読み」のセミナーが4月13日(土)に東京の調布で開催されます。
「道徳読み&算数ミニネタセミナー」です。
子ども達が主体的に道徳の学習を始める授業。それを初めて可能にしたのが「道徳読み」です。
発問で進めていく授業も悪くはないのですが、教える先生が意図していなくとも、子供達は問題が出てくるのを待つように育ってしまいます。
その昔、「指示待ち人間」というのが問題になったことがありました。
今、主体的な学びが推し進められています。
ここでは、「問題待ち人間」が問題となってきそうです。
問題や課題が出されるまでは子ども達の思考が止まっている状態が続く「問題待ち学習」で、道徳授業を進めていいのだろうか。
そうはならない授業。教材を読んだら子ども達が進んで道徳的視点で教材に向かい始める授業。
そういう授業改革の提案を含んでいるのが「道徳読み」です。
道徳読みに関心のある先生、ぜひ、このセミナーに御参加ください。

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