【横山験也のちょっと一休み】№.3475

木更津技法研の拡大勉強会に参加しました。
野口芳宏先生から直接学ばれている先生方の発表ですので、どのお話も一級でした。
「1つ2つは、だめ!と思える講座があるだろう」と思って参加したのですが、さすがは技法研です。どの先生の内容も良かったです。

印象深かったのは、松尾先生の「不親切教師のススメ」です。サブタイトルが「哲学のある学級づくり」となっていて、オッと思いました。
私の管見では、旧友の深澤久先生が、教師よ哲学を持てと主張していました。こういう方向性がいよいよ大事とされる時代に入ってきたなと思いました。松尾先生は、ちょうどその道の先陣を歩んでいると見えてきて、時代を切り開いている人と感じた次第です。
写真は、松尾先生の講座が始まる直前の映像です。左端は松尾先生です。
特別講師があると聞いていたので、誰だろうと思っていたら、なんと高知県の井関先生でした。井関先生と言えば、作文で有名で、これまでも何回か話を聴いたことがあります。今回の内容は低学年の作文指導でした。期待値大となりました。
井関先生のクラスでも、作文が苦手なお子さんがいます。そういうお子さんがいると、井関先生はその子にあった指導を展開していきます。特に素晴らしいのは、「ここを作文に書くといい」という井関先生の着眼というか見極めというか、書くと良いと思える事柄を見いだしていく井関先生の力が実に優れています。それを見つけるために、子どもから話を聴いたり、親御さんからも話を聴いたり。感服しました。

今回は、懇親会で話をしたいと思っていた先生とも、少し時間をかけて話ができました。
技法研には、優秀な先生方が集まっているので、年に数回は訪ねてみたいと思っています。

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