【横山験也のちょっと一休み】№.3402

来年の春に、パスポートの期限が切れます。
ネットで調べたら、1年前から更新できるとのことです。
まだ、半年以上も先の事なので、急ぐこともありません。

それにしても、この年になって、「パスポートの更新をしなくては」と思っている自分に驚きます。
JICAの普及実証事業での渡航がすべて終了したので、確実なる渡航の予定はありません。
それなのに何となく、まだ何回も渡航しそうな予感がしています。

今、論語関係の本を読み開いているのですが、孔子の「後生畏(おそ)るべし」は重みのある言葉です。
「後生」というのは、先生の逆で、後から生まれる人のことです。
人類の文化は、あれこれあっても全体としては着実に前進しています。
すると、後から歩むたくさんの後輩は、私より素晴らしい活動をすることの方が多くなります。

そう遠くない時代に、メタの世界で、言語の壁を気にせずに、海外の先生方と交流することが、ごく普通になるでしょうね。
そう思うと、私のようにパスポートを気にしていることがこそばゆく感じる未来が見えてきます。

当然のごとく、私とは違う形で大活躍する後輩も出てきます。
その後輩が、私の知っている後輩ということもあります。
「後生畏るべし」は、そんな後輩へのうらやましい夢を見つつ、自分ももう少し何かをと思える貴重な言葉となっています。

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