【横山験也のちょっと一休み】№.3106

コロナの第1回目のワクチン接種の日でした。
指示された時刻の少し前に医院に着いたのですが、6名中のビリでした。
私よりやる気のある人が5人もいることになります。
待合で見ると皆さん私より年輩の方々。
しかし、私よりパワフルな世界を感じました。

大型会場では次から次へとチャッチャカ注射するような雰囲気が伝わってきているのですが、医院では一人打って、しばらく間があき、次の人でした。
たぶん、お医者さんがその人のカルテを見て、良いかどうかの判断をしているのでしょう。
自分の番になり、部屋に入ると、お医者さんは私を全く見ずに、デスクの上の資料をみて「いいでしょう」と言い、注射をしてくれました。
こういうのは安心感高いです。

接種後30分間は経過観察。『立花隆秘書日記』を持って行き、読んでいました。
立花隆はたくさんの原稿を抱えていたのですが、〆切を過ぎてから書き始めているとありました。
その様子が詳しく書いてあり、これが、野口芳宏先生によく似ています。
初めて読んだときも、そこに「へー」と思ったのですが、今回も「へー」となりました。

ついつい、夢中になって読んでいたら、「もう、帰ってもかまいません」となりました。
ジッとしている時は本ですね。

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