【横山験也のちょっと一休み】№.3181

今日は実に嬉しいメールが届きました。
何と言うか、注文相撲に対応できる懐の深い筋のいいメールです。
読んでいて、ちょっと興奮しました。
この先、この人はどこまで進むのだろうかという期待への興奮です。

いい気分になったので、手元にある本の中に載っている親孝行の美談を読みました。
栃木県の葛生(くずう)町のよねさんの話です。
新之丞と結婚をして、新之丞の家に入ったのですが、お舅さん、お姑さんをとても良くいたわります。
朝起きると、体が冷えてはいけないと、お舅さん、お姑さんには暖かい囲炉裏の近くに座ってもらいます。
旦那さんの新之丞が出かけた後、お舅さん、お姑さんの顔色がすぐれない時には、ふざけ半分の話などをして、お慰めしています。
親思いのことを喜んでしていたよねさんは、最後には領主様から褒められ、御褒美を頂くに至ります。

骨組みだけをかいつまんで書くと、美しさはどこにもなくなりますね。
皆様には申し訳なく思いますが、私は元の記録を読んだので、心が温まりました。
今日も良い一日でした。

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